こんにちは。犬と昼寝です。
ブログを読んでくださりありがとうございます。
8月中旬を過ぎてもまだまだ暑いですが、少しづつ蝉の鳴き声が小さくなってきました。そんな中、愛犬と今朝の散歩中、瀕死の蝉に追いかけられ思わずダッシュで逃げてしまいました。蝉怖い、、
今日はこのお店を作った理由について書いてみます。
突然ですが皆さん、ペットが口にする食べ物についてどこまで知識がありますか?私は幼い頃実家で犬をずっと飼っていましたが、その時は全く気にすることもなく過ごしていました。そして大人になって当店の看板犬でもあるラブラドールレトリバーのろくを飼った時に、この犬と出来るだけ長く一緒にいたいと強く思うようになりました。そこから独学での勉強が始まりました。
犬の食べ物に興味を持ったきっかけ
そもそも勉強し出したきっかけは、ある有名なペット用ご褒美フードの広告をinstagramでよく見るようになったことでした。元々私がITや広告といった分野で働いており、比較的ウェブ広告に明るかった事もあり、その商品のSNS広告をあまりにも目にし過ぎる事で、少しづつ違和感を感じだしていました。しかもどの広告も同じ商品なのに広告主が製造元のメーカーではなく全て異なっている(広告の先の遷移先のページのURLやドメインが異なっていた)事もその違和感を増大させる原因の一つでした。そんな私の頭に浮かんだのは「アフィリエイト」でした。
アフィリエイトについて
またまた突然ですが、このアフィリエイトについて、皆さんご存知でしょうか?アフィリエイトとは、ウェブサイトやブログで商品の紹介が行われ、閲覧者(一般消費者)がそのウェブページを経由して商品を購入すると、ブロガーやサイトの作成者に商品を製造するメーカーから対価が支払われるという成功報酬型の広告手法のことを指します。
広告が悪いわけではない
ここで重要なことは、アフィリエイトが悪いということではなく、そのアフィリエイトを使って商品を紹介するプレイヤーが「あまりに多すぎる」と言うことでした。つまり、その商品を紹介して自分のサイトやブログから購入されることで「儲けることができる」人が多いということです。そしてその儲けは商品を販売した利益から支払われているので、儲かる人が多いと言うことはそれだけの広告料が商品の価格に加算されていると言うことに繋がります。
マーケティング手法が悪いわけではない
ここでも、商品の価格に広告費が上乗せされること。これ自体もマーケティング活動としては至極真っ当な手法なので特に問題はありません。ただ、この広告費の割合が商品価格に対してあまりにも高いと仮定するとどうでしょう。商品をたくさんの人に知って欲しいと考えるのは経営者としては当然の感情です。しかし知ってもらうための費用があまりにも高いことで消費者が手頃な価格で手に入れられなくなるのは少し違うかな、と私は考えます。
商品代金に広告費が加算され過ぎていること
そんなこんなで私は気になってアフィリエイトサイトでそのペットフードの名前を検索してみると、成功報酬の金額がすぐに表示されました。驚いたことに、その商品のアフィリエイト報酬は商品価格の約半分を占めていました。つまり、一般消費者の方が支払う商品代金のうち、約半分が広告費という事になります。個人的には商品に対して支払う代金は広告費ではなく、良い品質の原材料へのコストや安全性や信頼性の高い製造や輸送の工程に対してのコストに対しての対価であって欲しいと強く感じました。そういったペットフードの闇、とまではいきませんが影の部分の一部のメーカーの商品の利益構造や体質を知ることになりました。
その出来事を経て、なんとなく宣伝されていたり有名なお店で販売されたりしているから安全だろうといった自分自身の無意識の思い込みで、愛犬の体の中に入っていく食べ物を選んでいることって本当に恐ろしいことだなと感じるようになりました。そこから私の勉強が始まりました。
ペットフードについての勉強
どんなことを勉強していったかと言うと、それぞれ詳しくはまた改めてブログを書こうと思っていますが、例えば愛犬が生活する上で1日に何キロカロリー必要か、また摂取すべき栄養素とその割合、どういった食べ物が有害か、リスクがあるか、添加物はどういった物があり、それぞれのリスクはどの程度あるのか。ペットフードの基準や法律はどのような物があり、それは本当に正しいのか。犬種や性別、年齢によっても必要な栄養素が異なりなりやすい疾患の種類も異なること。また最も重要なことは犬一頭一頭で食の趣味嗜好が異なっていて、その嗜好は獣医や栄養士でも分かりません。そばにいる飼い主が少しずつ、愛犬が好きなものや苦手なものを知っていくことでしか得られない知識です。あわせて遂に来月から、犬の管理栄養士の資格取得に向けて動き出すことにしました。
勉強していくうちに考えが膨らみ、、
それらの知識を蓄えていくことで、飼い主自身で考え、愛犬の食べ物を決めることで、リスクや健康被害を出来るだけ少なくして、出来るだけ長く愛犬と楽しい生活を過ごすことができたらとても幸せだな、、と強く思っているうちに、食べ物だけではなく、色々な選択肢があるペット用品の中で、何をどう選べば良いかを分からず悩んでいる同じ犬を愛する飼い主の皆さんに少しでも助けになれば嬉しいな、、と考え、この「犬と昼寝」を開店するに至りました。
犬と昼寝がやりたいこと
まだプレオープンしたばかり、取り扱い商品数なんと2商品という超極小店舗からのスタートになりますが、実際に調べてみて、看板犬の小さなラブラドールレトリバーの「ろく」と使ってみた感想を忖度なしでご紹介することで、その商品の良い点も悪い点も知って頂いた上で、お客様の愛犬にとってのベストな商品を選ぶお手伝いができればと考えております。よろしくお願いします。